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  018:5月31日 ジャック・タチ
先日、友人がジャック・タチのプレミア上映に誘ってくれました。もうじき閉館する、渋谷パンテオンというとても大きな映画館にて。ミニシアターにもすっかり慣れ、大画面の必要性もそんなに感じてなかった私でしたが、やはり映画は映画、大きな画面というのは良いな。
演目は「PLAY TIME」。音楽だけはCDで歌える程聴いてたことに観ながら気づく。2分おきにどこか変なシーンがあるから息がつけない。どれも「ふふっ」程度のくすくす笑いだがそれがよい!内容についてはまた改めるとして、終映後、さて帰ろと思ったら場内ずっと暗いまま。みんな普通にがやがや帰りだしたのでそのうち電気がつくだろうと、のびやらあくびやらしてたけどずーっと真っ暗。音楽もなんもなく。足元のゴミを手探りで探す。なんか不思議だったけど今観た映画の続きみたいで、タチ風演出?とかいって、くすくす笑いながら劇場を後にしたのでした。省エネってやつかな。
ジャック・タチ映画祭も夏にありますよ。)

017:5月17日 周辺雑記
や〜っと観られたよ、ボーリング・フォー・コロンバイン。お・も・し・ろ・い。/最近本をバカバカ買ってる。すんごいたまっちゃった。なのに今読んでるのは何年も前に買った里見惇(とん)という人の「極楽とんぼ」/さっきアーティスト村上隆のドキュメンタリーを観た。これいい!かっこいい!やばいよ!!わ〜ははははは!ってウケまくっている村上氏が終始、心の底からそう思ってないように見えるのはなんでか/作家が自分の作品の奇跡にあまりにも自覚的になってしまったとき、魔法が解ける。…平たくいうと、ある時作家が、自信作です!これはあーでこーなんです!と批評までやってしまったとき、その作品は面白くない。某劇作家の近況をみてそう思った。/テレビでジャズの歴史みたいなことやってる。面白い〜眠い〜面白い〜眠い〜の午前2時。セルニアス・モンクってとってもすてきなキャラ。 スケッチし忘れを惜しみつつおやすみなさ〜い。

016:5月11日 母に捧げるポーレチケ
実家の母は時折せっせと差し入れを段ボールの宅配便で送ってくれる。毎回いろんなものが入っている。中には何で?と思うものも少なくない。ある時は、野菜や果物の間に新品の「軍手」が一組。どんどん中を掘ってゆくとまた軍手。もひとつ軍手。そしてまた軍手。と軍手が5組も入っていたのだ。また、羊羹が大の苦手。なのによく送られる。ある時は今時「新婚さんいらっしゃい!」でも見ないハート模様のバスマット。実は使っている。またある時は鬼のようにたくさんの台所スポンジ。何故?の問いに母は答える。「安かってん」。実家に帰るとかわいい寝間着があるから着てね!といわれ、2階にあがるとピンクのピエロみたいな形で、お腹に大きなにんじんアップリケ。恐ろしいことにウサギの耳の形のナイトキャップ付き。卒倒した。…というわけで母親の困った買い物やびっくり宅配便というコンテンツが出来そうな具合。おかあさん、 心から、本当にいつもありがとう。母の日記念リンク→
「母さん」 http://mother.cside.com/
お馴染み、164さんのすてきサイト

015:5月4日 美術館へ行きました。番外
(前回の続き)サム(敬称略)と舟越展を観たあとお腹すいてお腹すいて。あいにくカフェもレストランも工事中。あそこ一歩外出たらなんもないのです。大きい道路がガーガー走ってて。街作りのまの字もないったら。てくてくあるいて甘味屋系の食堂に入りました。「餅入り野菜そば」を注文。なかなかこなくてちょっと再入場出来るか怪しくなってきたところで、やっと来たのは良いけど、おばちゃん、お餅入ってへんやん(涙)。でも意外においしい…。同時におじいのところにも同じそば系が行っていたので、ぜったいあのおじいが私の餅を食ってる…と心の中から熱視線。お金払うときにおばちゃんがごめんねえと餅代を引いてくれました。連れのチャーハンもおいしくて驚いたからゆるしたろ。

014:5月1日 美術館へ行きました。
久びさに東京都現代美術館へ。舟越桂展、作品は木の彫刻に彩色を施した不思議な人物像。10数年前初めて観たときは衝撃だった。今回はその時観た作品にも再会できたし、最近のも多く展示されていた。だんだんロマンチックになってゆくなあ、と個人的感想。サム・フランシス展は抽象表現主義の大家の回顧展。今回まとめて観て圧倒された。同時代の抽象の絵も常設展で観られたが、サム翁の緊張感・精神性はぬきんでてるなと感じる。常設展は絵画の力というテーマで、80年代以降の作品群が中心。なんかなつかしー!とか(筆者は芸大で美術を志していたので)、この人の作品はさんざん観たナーとかメラメラギラギラしてしまった。改めて思ったことは、言葉で説明できるような絵は見飽きるなあということと、エログロの可視化には芸術という大義名分が役に立つのね、ということ。いやなにより、絵はおもしろい。

013:4月29日 部屋と作務衣と私
今日は風が強いですね。
さっきまで和室で正座して洗濯物を畳んでました。AMラジオなんぞを流しながら。何かものを畳んでると心が落ち着いてきて徐々に思索の森へ。(ほんとか)目に映るのは、まぬけだけど着心地の良い作務衣の寝間着。白地に紺の安っぽい和模様と、ガーゼの感触。日に焼けた畳の表面。時折聞こえてくるモノラルの映画音楽。流行りのスローライフってやつですか。…なんじゃその言葉。

012:4月26日 う〜る〜さ〜い〜ね〜ん!!!!
選挙カー。公職選挙法ってwebでの選挙運動を禁じてるそう。なんたる旧態依然。ドップラー効果でなにゆーてるかサッパリわからん。投票率もそら低いわ。CD屋さんではNOVAうさぎの音楽がずっと鳴ってていらいらしてしまい、買う気もない他のCDを試聴しまくりました。TVではDT松っちゃんが餃子売りの「ぎょうざ〜え〜ぎょうざ〜」という声で目が覚めて腹立ったって話してて、まあこれは面白かったけど、私も実際に近所で目撃して驚いた。普段は他に「さ〜おだけ〜」「や〜きいも〜」「ぱ〜ぷ〜ぅぅ(豆腐屋さんのラッパ)」が聞こえます。これはいい音。ぱーぷーは。なんの話か?そうそう、選挙に関してはパソコンのスペック表のように、候補者の公約や政策を理路整然と比べられたら充分。文句モード御免ね。

011:4月22日 わ〜た〜り〜ど〜り〜(by HIS←知ってる?)
WATARIDORI(なんでローマ字やのん)観てきました。映画もさることながら、お客さん層が厚い、というか「野鳥の会」色濃厚で「おもしろキャラウォッチャー」の私はそわそわしてしまいました。日曜日の銀座、満員で地べたに座り組が発生。もう今にもトリ笛がでてきそうなポッケだらけのベストを来ているおじさま、チロル帽でオペラグラスも辞さないという意気込みなじぇんとるめん、鳥の一挙一動に小さく感嘆の声をもらす初老のレディー・・・つかの間の幸せを味わったヒトトキでした。映画はちょっと眠かったけど鳥のフォルムが恐ろしく美しくて、やられました。

010:4月8日 春な〜の〜に〜ぃ〜
4月になりました。暖かい日は続かず、風が強かったり、雨がすごく冷たかったり不安定な日々ですね。なんか地震も多い。もともと私は春が苦手。インドアな人間なので堂々と引きこもれる冬が大好き。春だ新学期だ新社会人だー!という巷の躁状態がダメです。とかいって、花見散歩と洒落込みもいたしました。ソメイヨシノはぼんやり歩きながら見上げるに限る。ノー酒。連れ出してくれた友人達に感謝。

009:3月26日 現実逃避
ここ一週間腹立ちを抑えるためにしたこと…机と新しいモニターで仕事スペースをバージョンアップ。近所の古道具屋で一輪挿しや木のお皿を買う。それにお花を活ける。羽田で足止めをくらった悪友を家に泊めごちそうし、おいしいと言わせる。「アンダーグラウンド/キアロスタミ監督」を無性に観たくなりDVDを買う…等々。あと絶対みたい映画が3本もある。うーん、なんかがんばりすぎ?あ、そうだ、ムーアさんと宮崎さん、受賞おめでとうございます!名誉ある賞と言えるかは大いに疑問だけど!

008:3月18日 …なんてルパンの話してる場合やない
毎日気になる、イラク攻撃のこと。今日ついにMr.ブッシュが「最後通告」。いてもたってもいられずいろいろ本読んだり、出来る署名をしたり。私はまだ生半可にしか知識がないけど、イラク攻撃反対。小泉さんとブッシュさんにもメール。せめて意思表示を、と。絶望感は果てしなく深いが…。何もしないよりは少しはまし。しかし、知れば知る程無力感は募る。ほんとがっくりです、小泉首相には。オノ・ヨーコさんのメッセージを読んでちょっと心を落ち着ける。

007:3月17日:ルパンルパーン…実写化はハリウッドよりフランスでお願い
あのですね、まあ実写化自体どうかと思うのですが、フランス人で作った方がいいと思う!ルパン三世実写版。A,ドロン、J,P,ベルモンド主演「ハーフ・ア・チャンス('98)パトリス・ルコント監督」…死なない程度に爆発する爆弾、あくまでも格好を崩さないふたり(もはやおじい)。ハラハラ、ドキドキ、でもそんなに血が出ないお手軽なスリルとサスペンス。その小じゃれてて高価なケーキみたいな感じがルパン三世(テレビアニメの)に似てたのです。ちょっと甘すぎかもしれないけど、シリアスさとお茶目さのバランスが絶妙。ハリウッド資本だとまともに豪華になりそうでイメージちがうな。日本でも過去に実写化されてたってテレビでやってたけど、そこに今の自分より年下の伊東四朗氏がいて衝撃走りました。

006:3月3日 情念ブロードウェイ
久々に「中野ブロードウェイ」でお買い物。お目当ては、連れが水木しげるのリトグラフを買おうか迷っていたので現物を見に行ったのです。漫画の一頁をB全ぐらいに大きく再現して刷ったもので悪くはないんだけと…何故この大きさか?何故このトリミングか?私ならもう少し小さめにして質を繊細にするな、等といろいろ疑問符が。それにしてもサブカル(死語)熱と神秘主義と自作自演が渦巻く店並びを歩いていると、変な情念みたいな、異様なエネルギーにあてられます。なんか肩にのっかるのかな?実際、妖怪っぽい人もいっぱい歩いてたし。

005:2月24日 アメリカ・アメリカ
「アホでマヌケなアメリカ白人/マイケル・ムーア/柏書房」と「9.11アメリカに報復する資格はない!/ノーム・チョムスキー/文春文庫 」の併読でアメリカのことをかなり知った。遅いけど。後者はとくに視界が開ける。あのテロを「わかりたい」時の必読書。やはりイラク報復は無駄の極地で最悪の道だと確信する。この2冊のようにオモロく、簡潔に冷徹に今の日本を教えてくれる本はどこ?

004:2月10日 歌いましたとも。
Isn't she lovely?(Stevie Wonder)雨の御堂筋(欧陽菲菲)瞳はダイヤモンド(松田聖子)京都慕情(渚ゆう子)等々。6〜9才年下の友人達にはお構いなし。カラオケにおいては普段の音楽的価値観をひとまずお預けにすることで世界が広がります。もし友が自分の大嫌いな歌(例:関白宣言)を歌ったとしても、「さだの文学的側面がさあ…」等というかっこつけたデタラメ批評をしてはだめ。全肯定の姿勢が大事よね!

003:2月1日 飛ぶ夢をしばらく見ない
と思っていたら今朝みました。でも変な乗用車サイズの飛行機に乗って、低空飛行で町中を走るというSFチックなやつ。以前は本当に美しい景色を楽しみながら飛んだこともあるし、トランポリンみたいにあちこち跳ね返り、急降下・急上昇が止まらないというのも見た。それが久しぶりに、機械に乗っての飛行とはね。便利な世の中だな。
あ、他人の夢の話程面白くないモノはないのでした。

002:1月30日 誰でしたっけ
去年12月頃、大阪地下鉄の駅でなんか見たことのあるおっちゃん発見。えーあの会社の人かなあ、あの得意先の人だっけ?・・と辞めた前の前の会社の時代まで記憶はさかのぼる。10分ほど考えて、わかった!ああ!レツゴー三匹の真ん中の人や。。。微妙すぎて知り合いやと思ってしまったのでした。
友人と、会った(見た)ことのある芸能人、という話題の時絞り出されたエピソード。

001:1月16日 とっくにあけました。
皆さん、良いお年を迎えられましたか。私は初めて家族旅行に犬をつれていったり、テレビのクイズ番組に大声で答えたり、性懲りもなく雑貨屋の福袋を買ったりして平和な正月でした。しかし帰省からもどってこっち、生活が年末の続き。掃除もままならず、ブルーです。早く仕事終わらせなさいー>自分。

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