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2006年の、memo
boom books movie
2006
まとめ
結局徹夜とかしまくりの三十路最後の年でしたなあ。これから劇的に身体もかわるんだろうな。
2006年といえば
●冬の変な暖かさ、竜巻の世界的な発生…地球というか人類危ないんやなあ、まじで。
●歌舞伎デビュー
●スポーツ観戦に関しては、すごい年だった。WBC、W杯、そして我らが阪神タイガースの死闘…
ワールドカップはまさに、目が覚まされた出来事でした。亀田兄弟の騒動と合わせて、スポーツとマスコミとテレビ局の関係について考えさせられた一年でしたわ。
●F1、スーパーアグリは最初あ〜あ、ゴマメやなあ、と悲しかったけど、どっこい、失うものは何もないぐらいのところから一丸となって戦う姿勢には結構わくわくしました。シューマッハ、いなくなるのやっぱさみしいな、ずっと悪口ばっかし言ってたけど
●いろいろ読み散らかした。どうも近年、ファンタジーやSFよりも、ドキュメンタリーや人文書のたぐいが印象に残る。なかでもパオロ・マッツァリーノはほんと面白い。エンターテイメントでありながら現実的。何より話題は一貫して日本の「今」のことだから。
それと、つくづく思うけれど、本は自分から出会って見いだしたものでないと、なかなか心底読み込めないもんだなあ〜。あと図書館で借りた本はどうも読めない。損してるな。本は人に勧めるのも勧められるのも難しい。

2006年も全然といっていいほど見なかったのでもうこのコラムおわり。

でも映画は好きなのでむりやり思い出すとすると…

●「40歳の童貞男」/人間友達がいれば童貞でも処女でも何歳でも関係ないね、っつ〜映画かなと思った。とてもハートフルで拍子抜け。
●「フライト・プラン」/ジュディ、謝れよ、とりあえず、あの人に。

●町山智浩さんのポッドキャスト/これは映画ではなくてネットラジオのことで、「TBS ストリーム」「映画秘宝」のポッドキャスト。この方の仕事に触れると、映画批評とちまたの映画感想文の違いを思い知らされます。著書「映画の見方がわかる本」はもう一度その映画を見返したくなること間違い無しの名著。個人的に一番映画を観たのが80年代だったので「ブレードランナーの来世紀」は、ほーほーいいながら読みました。ほぼアメリカ映画のことですが。

2006のヘビロテ:
●一番良く聞いたのはキリンジだったみたい。

12月
~
8月

読むの
面倒
じゃろう

●M-1グランプリ今年も観たよ、敗者復活戦から。終わってから3回位見直したのははじめて。それ位今年は結果にも内容にも満足。
●ヘッドフォンipod用を買い替え。今までなんちゅうひどい音で聴いていたのか私は…。
●無印良品の伝統柄毛布。このせいでまあ、昼寝がはかどるはかどる。くるまってソファでぼんやりしてると、救助隊に助けられたかのような、暖炉の前でジャック・ニコルソンあたりにマグでコーヒーを渡されるかのような気分になる。
●地デジにしてみた。映像はきれいでびっくり。でも録画のコピーワンスに腹立って元に戻した。
●フィギュアスケート、太田由希奈さんの美しさに驚愕。
●ユニクロのジーパンを立て続けに買ってしまう。
●安倍さんが総理大臣と言う実感が薄い。
●改めてコーヒーのお湯の温度を厳密にしてみる。80〜85度で。温度計買った。
●西田敏行かっこいいと思ってしまう。左とん平「…ありだな」と思ってしまう。すべてはCSチャンネルの古い名作ドラマのせい。
●これは今に始まったことではないが、ラムネ菓子中毒、本当にそうかも。
ただしカクダイの物に限る
●DVDレコーダー、買っていろいろ録画しまくる。
●夏に行った歌舞伎、本当にたのしゅうござった。本編はもちろん、たくさんの和菓子とか最中アイスとかにロビーで囲まれておまけにそれらを食べつつ観られると言う贅沢感です。入れ込みたいけどお金かかるわ
●岩盤浴だのスーパー銭湯だの…マイナスイオンは擬似化学で、遠赤外線が出る石も自然界では当たり前に存在するそうな。
それでも気持ちよくだまされてみる。

●「あなたの犬は幸せですか」シーザー・ミラン/講談社
まだ読了していないけど今まで読んだ犬のしつけ本とは全然違う〜!表紙とタイトルがスピリチュアルっぽいけど全然そんなんじゃない。著者はちょっと布施明に似ている気がするけどそれも気のせい。むちゃ面白い。元になったテレビ番組がもうすぐ日本でも放映されるそう。
●「ハマースミスのうじ虫」ウィリアム・モール/東京創元社:私の苦手な、ハイソな素人探偵が活躍する話だった。ワイン商の気取ったおっさんが正義に打ち震えてても説得力ないねん
●PASSPORT NO328309
東野芳明著/三彩社
1962年のこの本に、1986年の大学の図書館で出会って、私は現代美術にかぶれた。そのかぶれ跡も薄くなった少し淋しい20年後に、とある古書店で再会。愛しくて読むよりなでています(変でごめん)。

●「仏像のひみつ」
山本勉著、川口澄子絵/朝日新聞社:これおもしろい〜。もとは子供用に学芸員の方が書いた仏像展の解説。仏像の組織だとか、手の表情の意味だとか、作られ方のいろいろとか、優しく丁寧に書かれている。なにより書き手の仏像と子供への愛がしみじみ感じられます。
●「こどもの一生」中島らも/単行本についていたらしいCDが気になる。怖いと思うから怖いんやと必死で自分にいい聞かせながら夜中に読んだ。
●「シャッター・アイランド」デニス・ルヘイン/早川書房:どんでん返しは帯にある惹句ほどではなかったけど、暗く海と嵐に覆われた世界に入り込めた。
●山岸涼子の短編漫画/改めて読み返す。特に犯罪実録ものや犯罪心理系がたまらなく好き。もちろん雑誌ダヴィンチは「舞姫」の為だけに買ってます
●「9条どうでしょう」
内田樹、小田嶋隆、平川克美、町山智浩/毎日新聞社:勉強になります

●新しい映画はほんまに見てへん。あかんなあ
●「快楽共犯者」「アリス」ヤン・シュバンクマイエル:好き!
●「本陣殺人事件」高林陽一監督:カット一つひとつが美しすぎる。
それとATGってすごいね。
●映画といえば町山智浩さんのポッドキャスティングはとっても面白い。(下品な時は徹底して下品なので苦手な人は注意〜)
●名探偵モンク(米TVドラマ):何年もCSで放送されるのをまってましたよ!
強迫観念症の元刑事が天才的なひらめきで事件を解決するサスペンスコメディ。
主役は「ギャラクシー・クエスト」トニー・シャルーブ。字幕がいいな、ほんとは。
●若冲展に続き、風神雷神@出光美術館は面白かった
●大竹伸郎「全景」@東京都現代美術館:圧倒されるその量。パワー。でも足が止まるような瞬間が私にはなかった。生意気すんません
●CSのTBSチャンネルで再放送された名作ドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」にはまる。市川森一最高。ほんとうにドラマらしいドラマ。「…いい夢みたなあ」
●歌舞伎に行ったものの、考えたら泉鏡花は近代文学だったのでガイドがなくてもわかった。こんどはもっと古典なのを観に行きたい。春猿さんひいきの予感。

●ご多分に漏れず、のだめ&村主効果でラフマニノフピアノ協奏曲聴き比べ。偶然家に合ったリヒテルという人の演奏とアシュケナージがお気に入り。
近所のCDショップ、笑うほどラフマニノフが売り切れている。今年の隠れレコード大賞ちゃう?
●金さん銀さん:縁合ってライブハウスへひさびさに。伊藤銀次さん率いるジョイントライブで、楽しかった。
それからすぐ後に吉野金次さんを救え!ジョイントライブに行くという幸運。
たった一晩だけ下北沢が音楽的に大変な重力で異次元になったかもしれない!ちゅうぐらいよかった。
●もちろん矢野顕子。夏のライブはゲストの生・井上陽水にしびれ、吉野さん救えライブで震え、年末のさとがえる最前列で堪能。やっぱしトリオがいい。ピアノ弾きたい

ただいまのヘビロテは上にいくほど最近だよ:
・Wの悲劇のテーマ/薬師丸ひろ子
・あいつの口笛/忌野清志郎
・ラフマニノフの舟歌
・カフカの城/オリジナル・ラヴ
・ ロマンティック街道/キリンジ
・Red Light, Blue Light, Yellow Light/馬の骨

7月

サンペレグリノのボトルクーラー

●近所のイタリアンレストランで見て以来ほしくくてほしくて。ある日オットがネットオークションで見つけてくれました。
天然発砲水で一番好きなサンペレグリノ印のボトルクーラーです。これに入れておくと冷たさがしばらくキープされます。


●「ユージニア」恩田陸/角川書店:なんなんでしょうか、この小説の恐ろしさは。「Q&A」といい、この怖さは一種発明やと思います。
●「ほんまにオレはアホやろか」水木しげる/ちくま書房:お父さんも相当面白い人や。
●雑誌「REAL SIMPLE 」日経BP社/最近よく買ってます。写真や割り切ったデザインがきれいです。しかも結構(特にレシピ)実用的。使えます。
●「レモンブック」北村光世/集英社:このなかの「レモンあえ」スパゲッティー、3日連続昼ご飯に作ってしまった。ウワー、これはパスタ界の"すうどん"やあ〜。

●大銀座落語会・「蚫のし」三遊亭小遊三、「鴻池の犬/オールウェイズ〜お母ちゃんの笑顔」笑福亭鶴瓶:あほのぼんの風情がすばらしく可愛かった小遊三さん。終演後、席を立つ通っぽい初老の男性方がくちぐちに小遊三よかった、小遊三よかった、ゆーてはりました。鶴瓶さんのは合間合間に入る師匠の話もおもしろくておもしろくて。場内あり得ない位大爆笑でした。もう何度聞いたか知れないはずなのに。これぞ落語やな。「お母ちゃんの〜」は去年二人芝居の豪華バージョンを見ましたが、シンプルな落語になってよりすっと心に入ってくる感じがして良かったです。

ただいまのヘビロテ:
●YELLOW FEVER!/SENOR COCONUT AND HIS ORCHESTRA:
YMOの名曲をラテンでカバーしたアルバム。リミックスというよりも、もう本家取り、先祖帰り。"SIMOON"なんてこちらが元曲か?と思うくらいです。しかもなんか笑けるって、どういうことでしょか。itune M.S.でもほとんど全曲が買えます。
5月
●最近のキリンビール社の調査によると女性4人のうち3人はダイエット経験が有り成功はわずか3割だと。
●アロマ+(プラス)はなからスーッとストロング:
ドイツに行ったときに似たようなのを買った。鼻の穴に棒を突っ込んでいるイラストが面白くて。インへラータイプというそうだが、キャップを取ってスティック状のものを鼻の下にあてて香りを楽しむ、というお手軽アロマテラピー。これでいつでも湿布の匂いがかげるぞ〜。
花精化学工業
www.kaseikagaku.co.jp/

「他者と死者-ラカンによるレヴィナス」内田樹/海鳥社:とても易しく書かれてあるけれどすぐ忘れてしまうのでメモを取りながら読むことに。今更な学生気分。なんでこんな本を読むかというと、それはまあ〜いろいろ考えたい年頃なんちゃう
●「反社会学の不埒な研究報告」パオロ・マッツァリーノ/二見書房:統計学、経済学、社会学を窓口に、世の中をお笑い風味で鋭く斬る痛快著作の第二弾。高校生の社会の教科書にぜひ。ちょっとお笑い熱が入りすぎて前作よりお話が飛ぶようきもするけど、目から鱗が落ちまくり、吹き出すこと何度も。GDPって無茶苦茶やな、とか賞はあげる側の為にある、にはうなずきまくり。

●寝ずの番/マキノ雅彦監督:原作中島らも。落語の師匠が大往生した。弟子たちやおかみさんによる寝ずの番(通夜)はいつしか強烈な思い出話で大騒ぎ…。
半端なく放送禁止用語サクレツの大人用喜劇です。
わろたわ〜。

ただいまのヘビロテ:
●なんや先月と同じでしたわ〜

4月

●6月までに痩せなあかん!勝負じゃ!くやしいけどジム頑張るわ!
●去年中頃からパーマをあてるようになりました。ほんの軽くでございますが気に入っております。パーマを「あてる」、これ東京では言わないと知った時ちょっとショックでした。
●いちごのコンポート:
少量のオレンジジュースと砂糖でさくっと煮る。これをフレンチトーストにかけてメイプルシロップもかけて食す。おいしいぞ
●WBC!!!野球観戦であないに感動するとはな。

●ながい眠り/ヒラリー・ウォー(創元推理文庫)
●Number 4/13号・WBC特集:
これ、すばらしいです。
はじめて「雑誌の編集」に感動しました。
●憲法を変えて戦争へ行こう、という世の中にしないための18人の発言/岩波ブックレット

●好きな映画DVDまとめ買い:
トーチソング・トリロジー/ポール・ボガード監督
あの頃ペニー・レインと
/キャメロン・クロウ
ハイ・フィデリティ/スティーブン・フリアーズ

ゲイピープル映画と、ロックオタクの映画2本。
ぜんぶ、ほんとに大好き。

ただいまのヘビロテ:
●山下達郎「ライドオンタイム」を経て、Rau´l Mido´n「Sunshine」を経て、サイゲンジ「It's too late」を経て、オリジナル・ラヴ「青い鳥」を経て、キリンジ「エイリアン」でグランドチャンピオン。
←(c)松本人志
●Kraftwerk"Tour De France Soundtracks":
ドイツはテクノポップの元祖、クラフトワークによる、2003年ツール・ド・フランス公式サウンドトラック。これがですな、ジムの時のBGMに凄まじくぴったり!ipod にいれて聴きながらマシントレーニングなんかやってると気分は一流アスリート。現実は、ぽちゃぽちゃ女…。いや、ほんまにかっこええでえ〜
2005
まとめ
とにかく無茶苦茶働いた一年でした。その割に金持ちになれないのはなんでだろう。もうこんな年はないだろ〜な〜とじっと手を見る。2005年といえば
●プロ野球で天国と地獄を味わう
●タカ&トシ「欧米か!」
●志ん朝に惚れる
ネットラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」月曜日
●F1、琢磨に不利な度重なるアクシデントに立腹しまくる。
●「源にふれろ」/
ケム・ナン(文春文庫)
あんまり数が読めなかったんですけどね。。。
美しく切なく残酷な、「青い」小説でした。

全然観に行けなかったのでわざわざ書くこともはばかれる。。映画館にちゃんと行ったのも2回位かな。ひええ〜まあ職業ちゃうからええねんけど。
●「ライフ・イズ・ミラクル」/エミール・クストリッツア監督
サントラもかなり聴き込みました。生きていることそれ自体、これ奇跡、ですわ。みなさま命を大切に。

2005のヘビロテ:
●itune music store元年
でしたな。
なんだかんだいって、結構CDを買うことになっています。iMSに希望の曲が見つからないと、かえって強くCDが欲しくなり、買ってしまう。わたしにとって影響力が
絶大な試聴ブースと仮しています。
あとやはりうちは結構CD多いがな。iMSに負けへんがな。

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