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ボウリング・フォー・コロンバイン
きっと笑うだろうなと思って出かけた。確かにすごく笑ったけど、終わった後無性になきたくなった。なんなのか自分でもよくわからず。悲しいのと感動したのとが入り交じって混乱したのだろうけど、一番大きかったのは悔しい、という気持ちだった。映画が終わって日本のことを思い出して(見た当時、日本政府はイラク攻撃のアメリカを無条件で支持する弁舌を毎日のように繰り返していた)、その絶望的なダメさ加減を思ったとき、政府や大企業のトップという一握りの人間が愚かなせいで多くの平民が死んでいる、ということを思い知った時、とにかく悔しかったのだった。そんなもやもや全てが最後、ラモーンズの投げやりな"What
a wonderful world" で束ねられる。 |
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